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OISHII
LIFE
PLAN:2
- 2017.07.19 -
『真ⅣFで受けた傷と全てのトラウマを丁寧に掘り返してはこれ見よがしに見せつけてくるし私だってタダで死にたくないので淀みない殺意で包丁を振り回し対抗するアルジュナの幕間劇《問い掛け続けることにこそ》の雑感のような何か《後編》』
▶アルジュナくんも決意固めてくれたから、これもう深淵に行くっきゃありませんよね?行くしかない…いやもう明らか出口もそこにしかないでしょうからね!?行くぜオラ!!人類最後のマスター(暫定)馨様のお通りなんだよ道を開けろ野郎ども!!轢き殺されてえのか!!!
▶ああ~!!人が空元気を振り回してるこんなときにまで突然の独白はやめ……!?
▶アルジュナ「ーーーーー私の心には、”黒(クリシュナ)”が棲んでいる。」
▶………………………………………………………………………………………………………………………。
▶いや、いや………そんなわけ………そん、そんなはずは………気のせいかしら今、”黒”という文字のルビに”クリシュナ”って見えたの、噓でしょう?幻覚でしょう?ないないないないないって、ないって………。
▶……ええ、っと何、ごめん聞いてなかったから、何。え、あそこにアルジュナくんがもう一人ってそれいよいよシャドウじゃないのよ…?
▶カルナ「玉座に座り、嘲弄の笑みを零す。戦士としての路を外れることを恐れもしない。それこそが、”黒(クリシュナ)”。アルジュナ、お前の抱える闇そのもの……そうか?」
▶ーーーああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!畜生!!!!!どうして、どうして幻覚でいられないんだ!!!!!どうして嘘じゃないんですか!!!!!ふざけんなよ!!!!!オイ!!!!!
▶もう嫌!!!電源落とす!!!止めないで!!!っていうか手が震えて電源も落とせなくない???動け!!!私の身体ーーーッ!!!
▶ちょっとマスターちゃんまで選択会話で『クリシュナ……?』とか聞き返さないで!!!???虚構だと思いたい私の細やかな望みすら粉微塵にしないでよこの鬼畜!!!世界を救う前に私を救ってよ!!!
▶カルナ「クリシュナは間違いなく存在した。」
▶存在しないで!?っていうかやっぱこのFGO世界にも存在するんだ!?しちゃうのかよ!?しかも”大英雄の一人”扱いとか未来の鯖化不可避じゃねえかやめろ!!口に出すな!!噂は現実になるんですよ!!
▶アルジュナ「クリシュナ!我が友の名を冠する私よ!」
▶ウッソだろお前wwwwwwwwwwwwwwww自分のシャドウに友達の、しかもクリシュナの名前を付けてたんですか!?趣味が悪いとかクソセンスとかってレベルじゃねえぞ!!!
▶︎ああ、そうか…しかし…納得がいったわ…どうして原典だと並んで語られる程に密接な関係であるクリシュナの話題が、お前から一切と言っていいほど出て来なかったのか…口に出せなかったのか…ただの友人という意味合いだけでなく、自身が押し隠していたシャドウの名前を、指してしまうから…!
▶おいでなすったなアルジュナのシャドウとしての”クリシュナ”………!!この恰好、よりによって最終再臨服だし……。
▶クリシュナ「”輝く王冠”とすら呼ばれた私が救われるのは、最奥の暗黒だけ。ーーー何て皮肉。何て無様。強くなり、絆を結べば結ぶほどにーーー。私はどうしようもなく。結んだ相手を殺さねばならなくなる。」
▶お前が本物でなくても!むしろアルジュナのシャドウという役割に据えられた”クリシュナ”っていうだけでもカルマポイントが天元突破なのに!どうして今!真ⅣFの展開を思い出させるような!そういう話をするんだ!早くアイツを黙らせろ!
▶クリシュナ「となればほら、そこに殺すべき相手が2人いるな?」
▶ア゛ア゛ーーーーーーーッ!!こっち見んな!!
▶おいアルジュナァ!?クリシュナに絆されかけてんじゃねえよお!?テメー腹に一発入れてやろうか!?
▶ま さ か の こ ち ら に 振 ら れ る 選 択 肢 。
▶何このアルジュナとクリシュナしか選べない選択肢!?何をどうしろって!?もしかしてさっきのクリシュナの「殺すべき相手」のセリフにかかった選択肢か?そう捉えてよろしいな?それなら私と、我が現身マスター馨が指し示す答えなんて一つじゃないですか!
▶『クリシュナ』(タッチパネル16連打)
▶おう何驚いてんだよクリシュナ!!来いよ!!私は今キレてんだよな??こんなところに来てまでどうしてお前に心の安寧を脅かされなきゃならないんだ!!だいたいシャドウがなんぼのもんじゃい!!アルジュナくんってば潔癖ねえ!!帰ったらペルソナシリーズとカリギュラをオールでやるわよ!!学ぶところがお前にもあるぞきっと!!
▶カルナ「いつもより騒々しいな、クリシュナ。焦っているのだろう、かつて第三者がここまで入り込んできたことはなかったからな。」
▶やっぱアイツ焦ってるんですね!?そういう妙な雄弁さ見せるところが真ⅣFの笛吹男の方とも似てる感じして絶対絶望的に嫌じゃない!?嫌……。
▶カルナ「オレも含めて我らは全てアルジュナの記憶から構成された素体(人格)に過ぎない。」
▶ま、マジかあ……じゃあ、ここにいるのマスターちゃん以外全部アルジュナなんですか…とどのつまりアルジュナくんがいっぱいコレクションなんですか……?そんなにいっぱいいるのは麻希ちゃんとか達哉くんとか玲音ちゃんとかフリンちゃんと創ちゃんとか蒼葉ちゃんくらいでいいけど!?うわ、けっこういるな……。
▶つーかアルジュナくん明らかにヤバイよ?だって貴方、自分の複数いる人格に友人や宿敵の名前付けて一緒に過ごしてきたんでしょ……?カルナくんさっき言っていたじゃない、「いつもより騒々しいな、クリシュナ。」って、これ日常だったってことだろ……?脳内会議とかしてたの……?つーかこのやりとりすら劇団ひとりじゃない?自作自演乙ですよ。。
▶このタイミングでゲストサーヴァントにカルナ呼べるのハイパー熱いじゃないすか!?選ぶのは当たり前だよなあ!?じゃけん満漢全席エリちゃんも呼んでダブルランサーでハチの巣にしてやりましょうね~!というわけでクリシュナを黙らせて(物理)やる!!!死ねーーーーーーーーーッ!!!
▶ふええ……知ってたけどお……お前も二重HPじゃなかろうかと思ってたけどお……いいわ、聖晶石ならまだあるから……。
▶いや、ちょっと待って火力ヤバない?クリシュナの火力鬼か?バカスカ死ぬわ。腸煮えくり返るわあ~~~~~!!!
▶槍!槍!時々弓!そして宝具!聖晶石!の華麗さもクソもない力業でクリシュナを仕留めました。一回全滅してんじゃねえか。
▶クリシュナ「くっ……!まだだ、手を貸せアルジュナ!我らは共に立ち上がり、邪悪と戦わねばならない!」
▶真ⅣF絆√でフリンちゃんに全力で捨てられた時の笛吹男みたいな言動してんな貴様……言葉も出ないわ……誰かマサカドの太刀持ってきてよ、介錯したるから。
▶アルジュナ「……いや、違う。違うよ、クリシュナ。」
▶あ!?貴方…話し方が…?
▶「言えば数千年の呪いがかかる」「言うべきだ」「ーーーあの矢を放ったのは、俺だ。」
▶アルジュナ「すまなかった。クリシュナ、お前はあの時、あの戦車に乗っていなかったはずなのに……。」
▶そ、そう来たか……そう”解釈”されるのか……、原典の話を見たときにおい、これ……と思われたあのシーンは、この世界ではそうなるのか……。っていうかアルジュナくんって素の一人称は「俺」だったの?むかーしむかしはもう少し砕けた話し方が出来たんですかね…。もしかして親友相手専用の話し方とか?
▶カルナ「クリシュナはあの時、違う場所で戦っていた。だがお前の余り有る屈辱を知り、黙っていたのだろうな。」
▶アルジュナの心情を慮って黙したというのか”本物”は。それは友人を想ったからか、真に?結果としてこうも拗れてしまったことを考えると、貴様その対応は失敗したのでは、”同罪”ではないのか?
▶自らの悪性を認める。生涯後悔し続けることになっても、その後悔を恐れないと思えるまでに、人としての生を終えてなお千年以上時間がかかった。息が詰まるほど長い、長い道程だったわね…。いいのよそれで、実に人間らしいことではありませんか。光あるところに影がある。なんてことない、自然な話よ。
▶クリシュナ「そうか……。ならば、その後悔はこちらで預かろう。」
▶えっ、何突然いい人ぶってるんすか(困惑)。いや、アルジュナが悪性を認めたから派手な露悪をやめて味方の面が強調されている……?
▶クリシュナ「もしかすると、もしかすると。俺という存在が、蟻の一穴となるやもしれん。」アルジュナ「何を言っているのか、不可解なのだがーーー。」クリシュナ「おっと。こちらの話だ、気にするな。」
▶………おい、どっちの話だ。待てよ?なんで主人格すら手に負えてない感じになってんの?お前本当にアルジュナくんの別人格だったわよね?ホントよね?ねえ待て!待てオイ!!何が忘れろだ忘れられるわけねーだろこんな地獄!!あと当分出番はないって何??いつか出番があるのと同義ですよそれ!?問題発言撤回してから消えろや!!!
▶カルナ「オレが出てくることも、もうないだろう。」
▶お前は”当分”じゃないんだ!?おいやっぱクリシュナ……いやもう考えたくもないわ!さようならカルナ!!アルジュナくんが救われたのはお前のおかげでもあるんやで!本物のカルナくんとアルジュナくんが仲良くなれるのを見守っていて……なれるのか仲良く……?
▶最後の最後にまた貴方と二人っきりになっちゃったわねえ…まあ謝罪の一つや二つはもらっとかないとな…マスターちゃんはさておきプレイヤーの私はあらゆるトラウマを掘り起こしてしまって本気で体調不良だからな。
▶やっぱわざと夢の中に呼んでこっち殺す気やったんやなテメー!!!帰ったらその真っ白おべべにカレーうどんブン投げてやる!!!
▶アルジュナ「貴女は確かに私という存在を全て知ってしまった。そして、それでもなお私の全てーーー光も闇も、醜悪さに至るまで共に抱え込んだ。ならば私も貴女の笑みも、この暗黒も恐れますまい。もう二度と、決して……。」
▶わあ……君の言葉を借りるなら「運命はここに定まった」って感じする(?)。私もこんなことになろうとは思いもしなかったよ。クッソ長かったわ……。いちいち言わなかったけど途中で血反吐吐いてたんだけど。いちいち数えなかったけど。血溜まりなの。わかる!?この罪の重さ!!
▶ッツハアアッツ!!!!!カルデアや!!!!!カルデアの白い天井や!!!!!やったーーー!!!!!帰って来れたの!!!!!今とてもマシュに会いたい!!!!!
▶『夢……じゃないよね』ああ、夢じゃなかったな……この胸とか頭とかあらゆる節々の痛みはリアルの証だわ…。
▶ワーーーーーッ!人の起き抜けにスタンバイしてる男アルジュナァーーーーーッ!びっくりしたわ!!
▶アルジュナ「困りました、命を差し出すほどの罪ですが、差し出してしまえば、貴女のために戦えない。」
▶これ以上ない最高に口説き文句の波動を感じる。っょぃ。
▶あたふたするアルジュナくんを余所につとめていつも通りにマスターちゃんはこういうのです、『おはよう、アルジュナ』。
▶なんだこの聖母!?(驚愕)尊敬しちゃうわ!?ぜってー後光差してるよおこの子!!最近アガルタの主人公とプレイヤーの思想信条剥離が甚だしいとツイッター学級会が開かれてたりもしたけど私たった今感じてるわよ!?ぜってえアガルタよか剥離感じてると思うよ!?私アガルタしてないけど!?
▶だって今、美しく正しく終わろうとしている二人”だけ”の幕間劇を「学級裁判や捜査中に考え込む時の最原終一のポーズ」をしながら見届けてるんだぜ?そう、口元を手で覆うポーズ…それです。
▶アルジュナ「……貴女に会えて、良かった。」
▶それは良かった。第1章始めたばかりのペーペーマスターの私のところに単発無償石ガチャで来てよりによってお前ェ!?としこたまビビッたりしたこともあったけど私も貴方に会えて良かった、そう思うわよ。闇人格をクリシュナって名付けちゃうイタさとか全部すっ飛ばして置いといて!思っていますとも。勿論です。じゃなきゃこんな時間を割いて雑感書いてないわ、アンタが推しだからよ。これからもよろしくな我が家のメイン弓…。
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